一本杉通り かわら版
チョンコ山祭り | 2010年3月21日
昨夜7時から、1時間半にわたって七尾市御祓(みそぎ)公民館1F大会議室において
「ちょんこ山の歴史について」の講演会があった。(主催:ちょんこ山保存会)
講師は七尾市市史編纂室の和田学さんである。
「ちょ んこ山」については、このブログでも何度か取り上げている。
七尾市中心市街地の西部地区における春の曳山祭りである。
曳山を出す山車 町としては、米町、木町、一本杉町、生駒町、阿良町、亀山町の6町がある。一本杉通り商店街を構成する一本杉町も生駒町の両方とも関わる祭りだ。
昨年9月には「ちょんこ山保存会」も発足した。
お祭りのお囃子であるシャギリの演奏も、生は今現在、私の住む一本杉町のみで、現在、一本杉町の通外浩さんが、他町の子供ら(山車町に限らず希望者)に教 えている。
その伝承活動の援助や、広報活動、三味線・笛・太鼓・鉦の修繕・補充、山車の修繕、祭りの運営、歴史や現在の祭りの運営の記録・保全 などに役立てていくことになる。
私(一本 杉蔵)もその保存会の調査部会(縁起・歴史の調査や現在の祭りを取材記録として保存)の一本杉通りの代表委員である(若いので実際には他にも色々とやらな いといけないようだ)。
今年の祭りは、来月4月10日、11日の予定だ。
昨夜行われた講演会の内容だが、主に1717年(享保 2年)に記された森田盛昌の文章(『能州記行』から)を中心に話された。
講演会後の質問では、私も2,3質問させてもらった。
また本日(春分の日)は市役所で午後1時30分から午後4時15分まで、「平成21年度 七尾市協働のまちづくり推進事業 活動報告」が行 われる予定だ。
そこでこの「ちょんこ山保存会」の報告も行うことになる。
質問に答えるために、私も参加する予定だ。少し調べた内容な どのお浚いをして、心の準備もしておこうかなと思う。
またこの 「まちづくり委員会」では、一本杉通り振興会として昨年秋に行った佐藤勝彦展の活動報告も行われる。これは大変苦労させられたイベントであった。
今回報告書を 作ったのは私ではないが、事務局として、もしかしたら私も質問されるかもしれない。そちらまで準備出来ない。ちょっと不安である。