一本杉通り かわら版
チョンコ山祭り | 2010年4月12日
昨日は今朝と同様早朝から雨が降っていた。
各町では朝8時か9時ころから人形宿から人形を運び出し、ちょんこ山に人形を載せたり、幕などを張って飾る作業が行われた。
ちょんこ山が町中を練り行く午後は、午前中ほどの雨では なかったが、それでも時より雨がパラついた。晴れたならば、他町から曳きに来る子等ももっと多いのだが、昨日は天候が悪く、どこの曳山も曳き手は例年より少な目であった。
道路は、雨で滑る上に、曳山の車輪に塗るグリースでさらに滑り易くなり(その割には曳山自身は重かった)、各町は曳山の制御に苦労していたようだ。
昼からは雨は少なくなったとはいえ、風が御前中より強くなり寒かった。
(この記事を書く)私は、今回ちょんこ山保存会の調査部として、あちこちの曳山を追っかけて写真取材などしていた。自転車などで走りまわったせいだろうか。それとも仮宮で吹き付けた寒い風のせいだろうか(仮宮での各町のお払いの撮影の際、時より吹く寒い風に震えながら撮影していた)。おかげで私は風邪をひいてしまった。
ところで一本杉町は今回不注意で2つほど大きな失態をした。
1つは出発時間を間違え遅刻してしまったこと。
2つめは、仮宮からちょんこ山を退くのを決められた7時より早くして、元の仮宮へ運び直すという失態だ。
私も関与している。不徳の致すかぎりである。真摯に反省せねばならない。
私としては、今回ちょんこ山祭りで取材した内容をキチンとまとめ、多少なりとも他町にも喜んでもらえる資料を作ることで償おうと思っている。