一本杉通り かわら版
今日の午後2時から1時間半ほど、T-Birdのコンサートが鳥居醤油店の玄関の土間で行われた。広い場所ではないので、お客は2,30人といったところ。
グループ名だが私が昔聞いた話ではT-Birdは、確かThunderBird(サンダー・バード;雷鳥)の略とのこと。
事務局の私(宮下)が中学校から高校の頃、地元金沢出身のバンドとして、頑張っていたのを覚えている。「オレンジ色の風」などは確か地元のコマーシャルソングが何かになって、結構ヒットしていたのを覚えている。懐かしい思い出である。
ということでチケットを買って聴きにいった。
今回のライブでは、彼らのオリジナル曲の演奏は数曲のみ。バンド編曲のものが多く、ボーカル担当の2人のみでは、やれない曲が多いということだった。
オリジナル以外は、名曲ともいえるスタンダード・ナンバーともいえる曲が多かった。
サイモン&ガーファンクル、ドゥビー・ブラザース、ボブ・ディラン、ビートルズ、ライチェス・ブラザース、竹内まりあ、かまやつひろし、「ダンス・ウィズ・ミー」、坂本九の「上を向いて歩こう」、ジャズのスタンダード「ルート66」等々・・・・忘れるくらい多くのスタンダード・ナンバーのオンパレードだった。
洋楽ファンの私としては、ほぼ全て知っている上に好きな曲が多いので、(正直言って)その方が良かった。
2人のしゃべりも上手かった。自らのバンドを、真面目なバンドでなく、コミック・バンドと茶化していた。時々冗談を言ったり、思わせぶりに演奏してオチのある演奏をしたり(例えばビートルズの「ミッシェル」の前奏を弾き、「ゲゲゲの鬼太郎」に急にかわるなどetc・・・)、なかなかのエンターテイナーである。やはりプロである。
彼らT-Birdは地元金沢のバンドとはいえ、七尾でのライブは初めてとのこと。
また機会があれば七尾に来てもらいたいと思う。