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一本杉通り かわら版

ブログ管理者のつぶやき -密(ひそ)かな企図-

一本杉通り観光 | 2009年4月24日

 このブログの更新を最近急に早くしている。
 登録有形文化財の情報や、駐車場案内の記事、一本杉通りにかつて住んでいた作家・文人・芸術家や名刹、旧跡などの情報をどんどん書いてアップしている。
 実はこれには訳がある。私のちょっとした構想というか野心がその裏にある。近く始まる花嫁のれん展やデカ山(青柏祭)という大イベントが行われるフィールドで、しかも片田舎といわれるこの能登・七尾で、インターネットを活用した先進的な観光案内をやろうと企図している。

 この実験で活用するツールの目玉は、ブログなどのQRコードである。

 一つは、一本杉町出身の杉森久英氏、勝本冨士雄氏などといった人たちの記事、光徳寺の記事、江戸時代の豪商で数多くの文化人を輩出した塩屋家(岩城家)(この記事はまだだが近々書こうと思っている)などの記事をこのブログに載せる。そしてそれらの記事のURLをQRコード化して、一本杉通りのそれぞれの関係箇所に貼り付けるという試みである。
 観光客は、一本杉通りの旧跡などのそれぞれの場所で、このQRコードを目にして‘おやここは何か謂れのある場所のようだぞ’と興味をそそられ、携帯電話などのモバイル機取り出し、そのQRコードにかざしてスキャニングし、その情報を見るということになる。

 もう一つは、上で揚げたような情報の他に、このブログに駐車場案内、花嫁のれん展に関する各種の情報、登録有名文化財などの記事を載せることにより、つまり花嫁のれん展などを目的に訪れた観光客が利用するに便利な記事を、リンク機能によりディレクトリ化(階層化)するという試みである。
 ブログの記事は、本来日記的あり、それぞれが時系列的に整理され、それぞれが並列的に扱われている。それをホームページのようなディレクトリ化された記事として使えるようにするのである。

 ホームページを自分で作成したことのある人は、ディレクトリという考え方は必ず出て来ることだからお分かりだろう。Index頁などをトップにして系統図の様に下に支(えだ)頁をぶら下げていくやり方だ。ほぼ全てのブログは、既に月毎記事やタグ、カテゴリという項目があり、そこのどれか一つをクリックすればたちどころに関連記事が列挙されるという機能があるが、そこに表示される頁は観光案内のトップ頁としては向かない。
 ブログにある観光関連記事をリンク機能によりディレクトリ化し、さらにそのトップの頁を、QRコード化することによって、使いやすく便利な情報に再構成される。普通のブログのあり様から変貌するのである。

 街角に立てられる花嫁のれん展の看板や、駐車場の適当な場所に貼りつければ、観光客は花嫁のれん展のパンプレットなどたとえ持っていなくとも、その情報を頼りに町中を観光できる訳である。
 花嫁のれん展の、各展示場マップや、どこにどんな花嫁のれんが何枚あるかの基礎データ(事務局ではエクセル情報で持っているが)を上手くアレンジしてアップできれば、観光客はパンフレットなどよりも詳しい案内情報の入手できることになる。

 インターネットをあまり使ったことのない人は、訳のわからない事を長々と書いていると思われるかもしれない。論より証拠、長々とした説明より現物を見せることに限る。今取り急ぎ準備中である。
 この試みは、今年度始めにあれよあれよという間に事務局長に祭りあげられた立場を逆手に利用した私の独断と偏見による私の勝手な試みだ。
 例え失敗しても、記事を書く作業やQRコードの印刷と貼りつけは私の手作業なので、一本杉通り振興会に損害を与えることは(間違えた記事を書かない限り)まずないだろう。来年度に向けての反省材料となり来年度はもっといいやり方ができるであろう。
 という訳で勝手な行動とはいえ、関係者の方にはお許しを頂きたいと思う。

 

 



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