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一本杉通り かわら版

花嫁のれん人形

花嫁のれん | 2009年5月21日

 先日(18日・月曜日)、花嫁のれん展の反省会をしていて、このブログで大きな手抜かりをしたことに気付いてしまった。
 ある人に指摘されたのだが、一本杉通り観光の重要な御土産物「花嫁のれん人形」を紹介するのを忘れたのだ。
 数年前から、この「花嫁のれん人形」は、花嫁のれん展の期間にあわせ、それと相前後して数量限定で販売してきた。一本杉通りの有志の皆さんが、もう何ヶ月も前から集まって、一品一品手作りで作っており、今年も164点作った。今年製作分は、もう完売状態である。
花嫁のれん人形(箪笥付き)

花嫁のれん人形(箪笥なし)

 写真2枚は、今年の花嫁のれん人形2種類(箪笥付きと箪笥無し、のれんも勿論柄が違う)。
 大きさは、正確には測ったわけではないが、幅約20cm×高さ12,3cm×奥行き約10cmくらいだろう。
 今更紹介してもあまり意味はないが、来年も作り販売しますよ、早めに広報するという事では多少意味もあろう。
 (ただし毎年少しづつ変わっており、それに合わせて値段も変わっている)

 期間以外にこの「花嫁のれん人形」を売る話は今のところない。そんなに簡単に作れるものではないのだ。材料費だけみても安くない。ミニチュアの花嫁のれんは、紙切れなどではなく本物の布地を使っている。また絵柄は染絵ではないが、七尾市の隣町で織物の産地・中能登町業者の特殊印刷技術を使っている。畳やケース、箪笥などの費用も入れると材料費だけで収支はトントン状態。
 作ってくれた人の手間賃なども考えると完全の赤字状態である。
 でも作ってくれた有志の皆さんは、「一本杉通りの賑わいの復活にこの「花嫁のれん人形」が少しでも役に立てばそれでいい」と収益の悪さには拘らず、結果を大らかに受け入れ、反省会では、「来年度はさらにいい「花嫁のれん人形」を売れるように頑張りたい」と意気込む。

 この写真を見て、欲しいと思った方、申し訳ないが来年の花嫁のれん展の期間まで待ち、是非とも七尾市の一本杉通りに立ち寄り、お買い求め頂きたい。


 



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