一本杉通り かわら版
ニュース・イベント | 2009年7月12日
現在、 「昆布・海産物処しら井」のミニギャラリー玉藻にて「山崎 仁一 能登上布展」をやっています。期間は7月1日~30日(既に始まっています)。
能登上布が伝えられたのは、伝説によれば約2千年ほど前、崇神天皇の皇女が当地に麻の機織りを伝えたのがはじまりといいます。おそらく弥生時代頃ではないかと言われています。
能登上布は、本来は麻で紡ぐそうですが、現在麻は不足しており、現在はカラムシ(苧麻)を利用しているとか。
能登上布の中心地は、中能登町(旧鹿西町)です。
現在、山崎仁一氏が住む羽咋市下曽祢町も、以前は鹿島郡(旧鹿西町を含む郡)でしたが、戦後の合併の際、鹿西町に加わらず羽咋市に加わり、現在は中能登町と接する町だが羽咋市となっています。
山崎氏は、カラムシを十字絣、亀甲絣などに織り上あげています。染めは数種の手染めとか。とにかく一に根気ニに根気の大変な仕事らしい。
興味あのある人は、見学無料ですので、一本杉通りの中ほどにある「昆布・海産物処しら井」へどうぞいらしてください。