能登・七尾市・一本杉通り。h24年度振興会が10年間の街つくりに対し、第6回ティファニー財団賞・伝統文化大賞を受賞。

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一本杉通り かわら版

商店街から見た『まちづくり』について (その1)

振興会活動 | 2011年1月13日

寒の入りで一層冷えてきました。

一本杉通り振興会会長 道下です。

今年も どうぞ よろしくお願いします。

 

2月3日から7日まで開催される

‘花嫁のれん展in関西’も近づいて参りました。

関西のかたは是非、足をお運びください。

一本杉通りの語り自慢が総勢17名(常時6名程度、順番に入れ替わり)が能登・七尾から現地(豊中市)でお待ちしております。


 さて、去年の年末から まちづくりに関して意見を求められる機会が増えました。

あらためて、七尾市を考えるきっかけになりました。

 

高齢化・過疎化、交流人口、居住人口、観光、里山・里海、空き店舗対策、空洞化、空家、コンパクトシティ、交通システム、歴史街道、お買い物、通勤圏、商圏の拡大、ネット販売、最寄品、買い回り品、、、いろいろなキーワードがぐるぐると、目が回りそうですが、とても大事なことです。

1商店主として振興会としてどんな結論が出るか考えていきたいと思います。

 


まず、現状把握

七尾市は超高齢化・過疎化都市

 

5年前は 約63,000

現在の人口は 約59,000

 

1年間に約800人のペースで人口減少が進む

高齢化は 65歳以上が 282%(17,000人)

1年間に200人のペースで高齢化が進む(※参考:七尾市 介護保険ダイジェスト)

 

これをもとにした予測(勝手に計算しました)

 

  

h16

h21

(現在)

h32

10年後)

h42

20年後)

人口

63000

59000

50000

40000

65歳以上

15900

17000

19000

21000

生産人(20歳~65歳)

36000

35000

25000

15000

 

繰り返します

人口が 毎年800人減る かつ 毎年200人が高齢者の仲間入り

→生産人口が毎年1000人減っていきます。 

 

15年後には高齢者が生産人口を上回るでしょう

 

 

このような現状と未来で、商店街はどのように進んでいけば良いでしょう?

 

老人を対象にした商売(取り揃え)でしょうか?

インターネット販売?

観光客相手の商売でしょうか?


 

 

1.交流人口を増やす

一本杉通りは花嫁のれん展の開催や出張展示などで

交流人口の増加に寄与しています。

七尾市もしきりに交流人口の増加をアピールしています。

観光都市としての整備を始めたようです。

 

七尾市の主要産業の柱に和倉温泉があります。

 全国の温泉地が同じでしょうが、例外なく売上げの低迷にあえいでいます。

価格競争の渦に巻き込まれていきます。

大掛かりな開発は必要だと思います。

税収の落ち込みを取り戻す計画でしょうが、

それだけでは、売上げは20年前には戻るかは疑問です。

 

 

一方、好材料(だと思いたい)として

 

24年 能越道・東海北陸道の開通 

26年 北陸新幹線の開通

 

が控えています。【次回へつづく】

 



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