能登・七尾市・一本杉通り。h24年度振興会が10年間の街つくりに対し、第6回ティファニー財団賞・伝統文化大賞を受賞。

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一本杉通り かわら版

「花嫁のれん」を心にいだく町・・・能登、七尾、一本杉通り

ニュース・イベント 振興会活動 花嫁のれん | 2012年3月19日

花嫁のれんを題材にした 能登・七尾・一本杉通りのPR。

1)   「第9回花嫁のれん展」開催のお知らせ
今年は、4月29日(昭和の日)~5月13日(母の日)

石川県・能登・七尾市一本杉通り―海の近く、御祓川(みそぎがわ)からのびる藩政時代に
形づくられたこの町は、北前船の寄港により栄え、奥能登へと続く歴史街道として、また、光徳寺の門前町として商店街が形成されました。
しかし、時代の流れによる商店街の衰退は、一本杉通りも例外ではありませんでした。
そんな中、9年前の2003年、この通りの女性たちが、蔵や箪笥の中に眠っていた「花嫁のれん」に着目、5月のゴールデンウィークに飾る「花嫁のれん展」をはじめました。

「花嫁のれん」とは、幕末明治のころより、旧加賀藩の能登・加賀・越中に根づいた独自の民
衆に受け継がれる風習です。
花嫁は加賀友禅で描かれた吉祥模様の美しいのれんを婚家に持参し、花婿の家の仏間の入り口に掛けます。両家の挨拶を交わした後、花嫁のれんをくぐり、先祖の仏前に「これからよろしくお願いします」とお参りしてから結婚式が始まるのです。
「花嫁のれん展」は一本杉通り450メートルほどの商家や民家に、毎年150枚以上展示され
語り部たちの明治・大正・昭和のそれぞれ一枚の布にまつわる物語が人気を呼んでいます。
さらにテレビドラマの題材として、「花嫁のれん」が金沢・七尾を舞台に放映されました。

花嫁のれんの持つ美しさと物語は、御覧いただければお分かりになる筈です。
一生に一度しか使われなかった花嫁のれん、それが箪笥や蔵から出て輝き出します。
1枚の友禅画に込められた嫁ぐ娘を送る親の思い、嫁ぐの日の華やぎ、そして花嫁のれんに込められた女の覚悟をぜひ感じて頂ければ幸いです。

 2)   「花嫁のれん館」開館のお知らせ
H23.10.2 一本杉通りの中程にある空き店舗を改装して
「イベント以外の日に訪れても花嫁のれんが見たい」との希望の多かった花嫁のれん常設展示場が開館されました。
七尾市の伝統産業である、田鶴浜建具と七尾仏壇のご協力をいただき、花嫁のれんを掛けて ハレの日の仏壇参りのもようを再現しました。
能登・七尾・一本杉通りならではの風習を実際に見ていただけます。

 3)    東海北陸道~能越道が七尾市へ共有開始
h24年度は、名古屋から富山の東海北陸道に能越道の延長が七尾市まで1部開通します。富山から不便だった石動山系が飛躍的に利便性が上がります。東海地方から海に突き当たるのが七尾市になるのです。

 4)   七尾市を含む能登が、世界農業遺産に。

 

 



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