一本杉通り かわら版
| 2013年7月 5日
一本杉通りの活性化に向けて
~人と人をつなぐ 一本杉通り振興会~
一本杉通りで行われる花嫁のれん展は、全国に知られるイベントに成長し、多くの観光客が訪れるようになりました。この花嫁のれん展をきっかけに立ち上げられた語り部処は、先進的な取り組みとなり、年間を通して観光客が訪れるようになりましたが、活気を取り戻すまでにはなっていません。
また、人口減少と高齢化による市民の購買力の低下などもあり、将来展望が見出せないのが実情です。今後、一本杉通りの活性化を図っていくには、観光客誘致やと空き店舗対策が重要な課題です。
1 観光客誘致
昨年、観光客誘致に向けて振興会と町会は、旧図書館跡地での花嫁のれん館建設を七尾市に要望してきました。七尾市から具体的な提案はされていませんが、建設に向けて大きく動き始めています。今後、七尾市側の検討委員会が立ち上げられるまでに振興会として具体案を作成する必要があります。金沢市など他地域で花嫁のれん展示が行われるようになってきました。埋没しないために、いかに独自性を持った花嫁のれん館が建設できるか課題です。
2 空き店舗対策
観光客がそぞろ歩きしたくなる商店街づくりが急がれます。花嫁のれん館に
多くの観光客が訪れても、各商店に立ち寄らないのでは活性化に繋がりません。
現在の空き店舗、空き地を埋めていく対策が必要です。このためには、振興会で出店者の橋渡し役を行う「空き店舗バンク」の設立が求められています。
3 既存店舗対策
これまで行ってきた語り部処や体験を充実させていく必要があります。店主、おかみに会いにくるリピータづくりも活性化に欠かせない一つです。